石綿繊維を吸い込むことで人体に有害な影響を与えることが明らかとなり、法的規制とともに石綿の輸入量は激減していますが、過去に使用された石綿類を含む建築資材などをどのように安全に処理していくかが重要な課題となっています。
Original technology
国内でアスベスト問題が表面化して以来、当社はアスベスト処理工事に積極的に取り組んで参りました。独自の吹付けアスベスト粉塵飛散防止処理技術「MPシステム」を用いた豊富な実績と、法令にのっとった安全で確実な施工により、大きな信頼をいただいております。
技術審査証明
BCJ-審査証明102
Content analysis
健康への影響が懸念されるアスベスト(石綿)は、建物のみならずいたるところに使用されている可能性があります。その中でも飛散性があるものについては、早急に対策を講じる必要があります。施工年や材料名で判断できる場合もありますが、原則的には現地でサンプルを採取し、含有物と含有量を分析・確認します。その結果をふまえて対策工事の必要性や施工方法の検討を行うため、まず初めにこの分析が不可欠です。私どもは調査、分析から施工までをトータルで行い、過去30年の実績で各方面より信頼をいただいています。
Concentration measurement
当社独自の工法『MPシステム』では、アスベスト処理の作業前・作業中・作業後に濃度測定を行うことを義務付けています。国土交通省監修の基準(平成28年度版)よりも多くのポイントで測定を行い、その安全基準は、作業場外及び作業後の内部では10f/リットル以下、さらに管理値としては5f/リットル以下としています。この管理値も、公的機関のものより厳しい値を採用しています。さらに、施工中は負圧除塵装置の排出口にデジタル粉塵計を配置してリアルタイムで濃度測定を行っており、万が一の不測の事態にも早急に対応できる体制をとっています。
工事計画書・必要機器・資材の準備
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養生、足場・各種装置等の設置
2
粉じん飛散抑制剤吹付け
3
アスベスト除去、粉じん濃度測定
4
アスベストの搬出・清掃・検査
5
養生・足場撤去
6
再度の粉じん濃度測定
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施工記録、作業記録等
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